ルモーリン

ServerQueenのVPSを借りてサーバー構築

投稿:2014-11-16、更新:2016-04-07

ある日、電気料金の伝票を眺めてると、電力量が前年同月より49kWh/月多い事に気付きました。 金額にすると49kWh/月×26円06銭=1276円96銭/月といったところです。 この49kWh/月がどの程度の電力消費か24時間使用として逆算すると49kWh/月×1000Wh/kWh÷31日/月÷24h/日=65.9W 約66Wの電力なんて使い始めたか? あ、Nsen WaitListサービスの運用でメインPCを24時間運転にしたせいだ。 このサービスは止められないけれど、別にメインPCでやらなくても良いはずなのでVPSを借りて移行する事にした訳です。 ノートパソコンを自宅サーバーにしているけれど、メインPCのActivePerlでやれた事がFedora8のPerlができないケースもあって、 この際、ノートパソコンで稼働していたサービスもVPSへ移行する事にしました。
2015.03.17 VPSの用途を追記しました。
  1. ホームページの画像保管→このプロバイダは上限100MBなので画像を退避
  2. 24時間サービスを稼働→雑談 - Nsenリクエスト当選通知アカウント
  3. 毎日サービスを稼働→雑談 - ボーカロイド新着ダイジェスト自動生成のしくみ
  4. その他の悪戯(笑)→サービス - ルモーリン
初めてのVPSをどうしようかとあちこち見てみて初めて、レンタルサーバーとVPSの違いが分かった初心者なのに大丈夫かと思いましたが とりあえず自分で自由にソフトウエアをインストールできるVPSを選択、一番安そうなServerQueenにしました。
サイト→VPSなら低価格・高性能のServerQueen
ここのSSD-01を月額450円で1年間借りるように契約しました。 2014年12月中旬まで「1年分を支払うと2ヶ月無料キャンペーン」があり450円/月×10ヶ月×1.08(税込)=4860円/月(税込)でした。
稼働プロセスはこんな感じ(重複を省略)他にもあったと思うけど不要なサービスを全部やめてあります。
  1. bash
  2. crond
  3. httpd
  4. init
  5. khelper
  6. kthreadd
  7. login
  8. perl
  9. portreserve
  10. ps
  11. rsyslogd
  12. saslauthd
  13. sshd
  14. su
  15. udevd
  16. vsftpd
不思議なことにタイムゾーンがMSK(モスクワ)だったのでJST(日本)に変更。 rpm、ssh、ftpが使えるので
  1. メインPCで必要なrpmファイルをダウンロード
  2. ftpで転送
  3. sshでrpmファイルをインストール
を繰り返して必要なソフトをインストールしました。 最終目標はPerlのNet::Twitterモジュールですけれど、それにはCPANのインストールが必要で、それにはyumのインストールが 必要で、yum自体とyumが必要とするソフトを全部rpmで入手してインストールしました。 そういえば、CentOSだからなのか、ServerQueenのVPSだからなのか分かりませんけれど SELinuxが入っていなくてsetenforceコマンドで1を指定しても無効のままです。
sshd、vsftpd、iptables、ログイン可能アカウントの設定を変更して、 私が加入しているプロバイダのサブドメインからだけログインできるようにしたり、 セキュリティの面を強化して一安心。
後は、ドメインの設定ですが、ServerQueenのサブドメインを無料で借りました。 自宅サーバー(ノートパソコン)で使っていたDDNS(家サーバー)のIP変更操作も VPS上のsshからwgetで家サーバーの設定ページを呼び出して宛先IPアドレスをVPSに変更できました。 自宅のサーバーがなくなったのでルーターでのポート開放をやめて完了です。
2016.04.07 運用開始1年半にして初めて、予想外のトラブルを食らいました。 格安VPSの思わぬ弱点