警告
下記は、セキュリティ上、無防備です。
実施する場合は各自の責任で、行なってください。
「玄関の戸を全開にして、一日中、外に出掛けました。」
と書いてある程度にお考えください。そのくらい無防備です。
感謝
Pauline Middlekinkさん(IP Masquerade)
Michael Callahanさん、Al Longyearさん、Paul Mackerrasさん (PPP for Linux)
chatをパブリックドメインに入れた方
Ambrose Auさん、DavidRanchさん(Linux IP Masquerade mini HOWTO)
水原 文さん(和訳版)
そして、それらを利用されている方々に感謝を込めて。
まえおき
Linuxユーザの世界をよく知らないので、こういうページを作ってよいのか
だれに聞けばよいのかも、わかりません。
「私はこうやってLinuxを活用できた」という紹介のつもりで作りました。
これは、Linuxや関連ソフト、文書を作ってくれたお礼として、
程良いものではないかと考えたからです。他意はありません。
もし、都合の悪いことがあれば、エンリョなく連絡ください。
なお、一部の表現がAmigaに偏っているのは、私の趣味です。
つい2日前まで、下記のように接続してホームページを見ていました。
プロバイダ→アナログ回線→モデム→シリアルドライバ→
→PPP(*1)→AmiTCP/IP(*2)→AWebII(*3)→olfa
この接続方法では
シリアルドライバの通信処理とAWebIIの表示処理が忙しくて、どちらも遅くなります。
Amigaのシリアルドライバが一所懸命(*4)カスタムチップからデータを読取っています。
表示するデータ量が多ければ多いほど、シリアルドライバが処理する量も増えるので、
輪をかけて表示が遅くなってしまいます。
Amigaが健気にがんばっているのにもかかわらず、
隣のLinuxは、あくびしながらRC5(*5)なんぞチマチマやっております。
そこで思いつきました。
シリアル通信をLinuxに押しつけよう。
とりあえずお店に行って、似たようなことをする製品がないか見てみたところ
ダイヤルアップルータのマスカレードIPなるものが、それっぽいです。
製品の代わりにLinuxがダイヤルアップとマスカレードIPをすれば良いと安易に考えました。
パソコンでできることをわざわざ製品にはしないだろうから、
見方を変えると、こいつ(の機能)はパソコンでは無理なのかという不安もありました。
とある掲示板で、正しくはIPマスカレード(IP-Masquerade)と正しいつづりを教えてもらい、
mini HOWTO文書を捜して、挑戦してみました。
動作可能なクライアントOSにAmiga(AmiTCP/IP)も出ていて、ほっとしました。
mini HOWTO文書は、本当に便利ですね。(本当ですってば。)
さて、mini HOWTO文書に従ってコトを進めるのですが、RedHat6.1Jの場合、
- カーネル2.2.xのほう
- ローダブルカーネルモジュールのほう
- ICMPのパッチ済み(*7)
- 必要なコンパイル済み
- ip_masq_ftpをロードすりゃ、ftpもOKよ
- ipchains(*8)ないから、自分でインストール
こういった文書もきっと"How to use mini HOWTO"とか言って、既にあるんだろうなぁ。
もう一つダイヤルアップも準備しました。が、うまくいきません。
モデムのランプが「よっしゃぁ接続OK」と言ってるそばから、
なんでか、ぷちんと切れてしまいます。
LinuxConfのpppの設定では、「アイドル(通信なし)5秒で回線切断」が
デフォルトになっていました。それとも寝ボケて自分で入れたか。
それと、ダイヤルアップ中止もうまくいかないので、あきらめました。
代わりにヘルプのpppdを見て、できてしまいました。
最初にEXAMPLESの章を読んでおくと、頭を抱えずにに済むことでしょう。
でもって、使い方はこんな感じです。
- はじめにLinuxで、ユーザのアカウントで普通にログイン
- ktermを開く
- 「su --login」を投入
- 管理者のパスワードを投入
- 「pppd call isp」を投入
- 接続中は、プロンプトが出ません
- 次にAmigaでAmiTCP/IPを起動、PLIPでLinuxと接続
- これで、AmigaからインターネットがOK
- 終了はktermに「ctrl + c」で切断プロンプトが表示
効果が体感できるほどはっきりわかります。
ISDNに換えるよりも、効果的ですね。なにせAmigaだから。
今のところ、
- ブラウザでホームページを見る
- メールを送信/受信する
- ブラウザでファイルをダウンロード(ftp)
現在は下記のような構成になっています。
上から、配線、Linux、Amigaの順です。
プロバイダ→アナログ回線→モデム→
→/dev/modem→ppp→IP-Masquerade→PLIP→
→PLIP→AmiTCP/IP→AWebII→olfa
当初の目的通り、シリアル通信はLinuxが行ない、
Amigaはパラレルポートから入力します。
ファイル転送で実測するとAmiga〜Linux間は220kbps程度で
モデムの56kbpsの約4倍となり、性能が落ちる心配もありません。
Amiga用の10BASE-Tボードが届いたら、ハブ経由で接続するつもりです。
そうなると、Linuxがアナログ回線用ダイヤルアップルータにそっくりだなぁ。
お店で販売されているダイヤルアップルータは何に使うのだろう。
あ、Windows用か。(笑)
*1:ダイヤルアップのソフト
*2:ネットワークのソフト
*3:ブラウザのソフト
*4:一生懸命は誤字
*5:RSA社64Bit暗号解読コンテスト、に参加している団体(distributed.net)のソフト
*6:SLIPのパラレルポート版、のAmiga版magPLIP、を自分で改造したソフト
*7:Pingで使うプロトコルなので、Pingでチェックする人は必須
*8:CD-ROMなくして、なぜかRedHatからダウンロードできず、ipchains-1.3.8-1.i386.rpmから
後日、CD-ROMのipchains-1.3.9-3.i386.rpmを入れました。
参考ファイル
ブラウザによっては、文字化けしているかも知れません。
AWebII 3.3(Amiga)では問題ないようです。
「??????????」にそれらしい文字を入れてください。
/etc/rc.d/init.d/masq
plipのファイルをコピーして中身を書換えました。
上記masqに/etc/rc5.d/S98masqからリンクを張ってあります。
#!/bin/sh ############################## # file /etc/rc.d/init.d/masq # ############################## # See how we ware called. case "$1" in start) # Start daemons. /bin/echo "Starting masq." ipchains -P forward DENY ipchains -A forward -s 192.168.1.3/32 -j MASQ ipchains -L insmod ip_masq_ftp /bin/echo "Starting masq done." ;; stop) # Stop daemons. /bin/echo "masq shutting down (do nothing)." ;; *) echo "Usage: $0 {start|stop}" exit 1 esac exit 0
/etc/ppp/options
lock logfile /etc/ppp/dialup.log name ?????????? netmask 255.255.255.0 lcp-echo-failure 0 lcp-echo-interval 0 lcp-max-configure 99999 defaultroute domain ??????????? noaccomp nobsdcomp noipdefault crtscts
/etc/ppp/peer/isp
noipdefault nodetach debug /dev/modem 115200 crtscts connect 'chat -v -f/etc/ppp/chat-isp' noauth nopcomp novj novjccomp refuse-chap refuse-pap
/etc/ppp/chat-isp
"" "at" OK "ATZ" OK "ATM0" OK "ATDP??????????" "gin:" "??????????" "word:" "??????????"