プロジェクトXでMARS(みどりの窓口)が紹介される 皆さん、おなじみ「みどりの窓口」がプロジェクトXで紹介されますね。 あのシステムは、鬼のようなトランザクション(処理要求、電文)をこなすので有名ですし、万が一ダウンしたら速攻で 全国ニュースになるほどの影響があります。最近、ダウンした話を聞いたことありませんよね。 私が覚えているのは1985年のダウンです。内地(本州とも言う)の会社に就職する際、父が国鉄(現JR)の下請にいた都合で、 寝台車の指定券などなどを、購入してくれました。元請け担当者の販売に貢献できるそうです。ちなみに硬券です。(←ダジャレ) 確か、実家から出発前に「みどりの窓口」がダウンしたとニュースでやっていて「大丈夫かなぁ」と思いながら内地へ行き、 入社式で社長(か幹部)のあいさつを聞いてビックリ。 「プログラムのミスで、みどりの窓口をダウンさせてしまい、社会に迷惑をかけてしまった。皆さんは、これから社会の基盤を担っ ていくのだから、気を引き締めて仕事してください。(ウロ覚え)」 うわー、とんでもない会社に入っちゃったと思いましたね。高校生のときに電気かコンピュータか選択するチャンスがあり、 「ソフトだったらやり直しが効くからいいな。」などとヌルい事を考えてたけど、ちっとも効く世界じゃないですよ、現実は。 私は、オンライン(みどりの窓口、銀行、株式市場、航空管制、電話交換)とは無縁の職場に配属されましたので、私のせいでどこ ぞのオンラインがダウンするような事はありませんでした。従事されている方々は、本当にご苦労様です。 オンラインでなくても、鬼のような信頼性向上を計っているので、うまく動作するし、象が踏んでも壊れない(笑)のは当然だけど 今にして思えば採算とれてるのか不安になります。まぁ、信頼性に賃貸料つけて貸してる(ソフトは非売品ね)ようなものですね。 Wi(うへぇ)wsには無縁の世界です。 私がその会社を退職するちょっと前にダウンサイジングなどという、へなちょこな話が流行ってましたけれど、あれはどうなりまし たっけ?(笑)やっぱり、無敵の汎用機(大型コンピュータ、メインフレーム)でしょう。 (おまけ) 内地に行ったときの指定券と領収書 番組を見た感想 MARSの前に使っていた、座席台帳を入れた棚がビュンビュン回転する機械や、正しい位置に台帳を差し込んでいく職員のほうがすご い、と思いました。さすが国鉄、メカは友達ですね。