ルモーリン
脚本家 雪室俊一さん

声優若本規夫さん目当てで毎週サザエさんを見ているのですけれどエピソードによってはかなり面白いものもあります。 8分間ほどにスリルとサスペンス、あ〜んど、アクション(from クレヨンしんちゃん)を詰め込んでいるのです。 録画で見ていますからそのエピソードの脚本家を見てみますと決まって雪室俊一さんなんです。 この方は私が生まれる前から現役の脚本家なので今では大ベテランですね。 例えばキテレツ大百科や魔法使いサリーも担当されていました。 2006.07.05 脚本を担当されていた作品に誤まりがあったので訂正しました。 誤:秘密のアッコちゃん 正:魔法使いサリー よくあるエピソードは      カツオが小さいウソをつく         ↓      家族か知人がその影響で行動         ↓      カツオがごまかすために大きいウソをつく         ↓      さらに影響が出る         ↓      カツオはウソがバレないかヒヤヒヤ         ↓      結局バレてサザエさんに追われる         ↓      夕飯時に波平さんにしかられる といったところです。 この前はウルトラCの脚本でした。他の人には真似のできないものと思います。若本さんファンは大喜びです。 三河屋のご主人と花沢さんのパパは両方とも若本さんの声だという事に注意するとより一層お楽しみいただけます。 (三河屋さんの前で) タラちゃん「本当に陽が当たらないです。」 三河屋のご主人「タラちゃん、三郎に用事かい?」 タラちゃん「この部屋じゃ春は来ないですよ。」 三河屋のご主人「春?」 タラちゃん「陽当たりが悪いです。」 三河屋のご主人「はっはっは。三郎もお嫁さんをもらえば陽当たりのいいアパートに引っ越すさ。」 タラちゃん「本当ですか?」 三河屋のご主人「花沢不動産に頼めば、すぐに探してくれるからね。」 タラちゃん「良かったです。」 (花沢不動産の前で) 花沢さんのパパ「ここにはってあるのはみんな陽当たりのいい部屋だよ。」 タラちゃん「こんなに一杯あるですか。」 花沢さんのパパ「お。誰か部屋を探しているのかい?」 タラちゃん「三河屋さんがお嫁さんと住むですよ。」 花沢さんのパパ「そうか、噂は聞いていたが決まったのか。」 タラちゃん「春が来たですよ。」 花沢さんのパパ「いや、めでたい、めでたい。」 どうです。三河屋のご主人から花沢さんのパパまでホンの数秒に同じ声優を使うのは雪室さんにしかできない脚本でしょ。