たこルカがあなたに節電を教えます
(2011年の夏は電力不足で停電になる)
2011.05.16
と思ったら、ちっとも停電しませんね。出オチですみません、ちゃんちゃん。
東電また“情報操作” 「電力不足キャンペーン」にモノ申す
と、いうことは、東京新聞は東京電力から広告費をもらってない訳ね(断定)。
ウチのサイトの常連さん方にはいませんが、初見さんは「もっと権威のあるトコでないと信じない」(笑)と思うので、東京電力のサイトをどうぞ。
プレスリリース 2011年|TEPCOニュース|東京電力
上記プレスリリースを取り上げた(報道)バラエティ番組があれば紹介したいです。どうせないだろうけど(笑)。
やっぱり、時事ネタは、どっかのOSみたいにすぐ陳腐化するからイヤなんだ。
せめてもの救いは、たこルカの写真がある事か…
2011.05.21
挑戦者求む!
東京電力のサイト内で、トップページから火力発電にたどりつけた人は居ますか?
東京電力の言動は、情報操作の良い勉強になります。
それにしても情報操作のコンサルタントにどれだけ金積んでるんだ。
2011.07.28
節電をがんばる(笑)人向けのサイトで「冷蔵庫で製氷」を容認しているのは、
科学の国らしくないというか、学校教育の欠陥じゃないのか。
義務教育の科目に電気(交流理論の基礎)があれば、節電で騒ぎにならずに済むのに。
今時の自分のサイトを持つような人は、氷を入れた木箱を「冷蔵庫」と呼んだことがなさそうだ。
断熱性能が格段に向上した現代の冷蔵庫を停電させた上で氷を詰めて、どのくらい冷えるか試してみようと思う。
停電時間や回数ができるだけ少なくなるように電気の使い方を工夫するにゃあ。
(はじめに自分の立場を自覚する)
まず道民は節電しても、ちっとも停電に影響しにゃい。
津軽海峡の海底ケーブルの限界一杯、60万kW=0.6GWを送電中なのよ〜。
いくら節電しても1Wさえ貢献できにゃい。
そしてコンセントの周波数が60Hzの人も停電に影響しにゃい。
中部電力の60Hzを50Hzに変換してから、東京電力に渡すのだけれど、それには限界があるにゃあ。
新信濃0.6GW、佐久間0.3GW、東清水0.1GWの3つの限界、1.0GWを送電中なのよ〜。
それにしても密かに大技繰り出してる中部電力の魔法使いっぷりがスゴいにゃあ(サイトにちょっとだけ説明が)。
だから、貢献できない地域にあるお店で「節電してま〜す。」とかやっているのは、
危機管理能力に欠陥があるから関わらないほうがいいにゃあ。
きちんと事態を把握している優れたお店、例えば道民ならセイコーマート、ホーマックを利用するのよ〜。
(つぎに電気の見かたを知る)
人に身長cmと体重kgがあるように、電気には電力W(ワット、人名だから大文字)と
電力量Wh(ワットアワー、アワーは人名じゃないから小文字)があるのよ〜。
「身長は何cmですか?」と聞かれて「身長は80kgです。」と答える人はいないにゃあ。
他人の話を見聞きしたり、自分が考えるときに、電力と電力量をはっきり区別するのよ〜。
例えば100Wの電球を使うと、使っている間は電力が100W、でもこれだけでは電力量Whはわからないにゃあ。
使う時間がはっきりすると電力量が出るにゃあ。
例えば1時間使うと100Wh、2時間使うと200Wh、30分で50Whなのよ〜。
ポイントは何時間使っても電力は100Wのまま変わらないことにゃあ。
それと電力Wは大きさだから「大きい/小さい」、電力量Whは量だから「多い/少ない」と言う事に気をつけるにゃあ。
(そして過去を振り返る)
過去1年間の電気の伝票を探して、その中から電力量Whが多い物を見つけるにゃあ。
伝票にはkWhで印刷されているので後にゼロ「0」を3個足してWhに換算するのよ〜。
(例:12月の電力量が804kWh/月→804,000Wh/月)
1ヵ月31日で割ると1日当りの電力量Whが出るにゃあ。
(例:804,000Wh/月 ÷ 31日/月 = 25,935Wh/日)
1日24時間で割ると1時間当りの電力量Whが出るにゃあ。
(例:25,935Wh/日 ÷ 24時間/日 = 1,080Wh/時間)
「時間」を英語で?「アワー」= h
(例:1,080Wh/時間 = 1,080Wh/h)
hが2個、分子と分母に入っているので相殺(そうさい。そうさつとか言わにゃい)
(例:1,080Wh/h = 1,080W)
コンセントの電圧は100Vなので、電流は?
(例:1,080W ÷ 100V = 10.8A)
(Vはボルト、人名なので大文字。Aはアンペア、同じく人名)
(未来に向かって生きる)
電力会社のホームページから従量電灯Bの契約を探して、計算したアンペア数より大きい契約に変更するのよ〜。
(例:10A、15A、20A 〜 なので、15Aにする)
※百発百中で契約中のアンペア数より小さくなるにゃあ。
アンペアが小さくなるからブレーカーが飛ばないように、家の中で輪番停電を実施するのよ〜。
(例:15Aなので15A × 100V = 1,500Wがピークになる)
そうすれば、東京電力全体の電力のピークが平らになるのよ〜。
(おまけ)
従量電灯Bの契約早見表
項番 | 伝票 | 契約 |
1 | 744kWh以下 | 10A |
2 | 1,116kWh以下 | 15A |
3 | 1,488kWh以下 | 20A |
4 | 2,232kWh以下 | 30A |
5 | 2,976kWh以下 | 40A |
6 | 3,720kWh以下 | 50A |
7 | 4,464kWh以下 | 60A |
(あとがき)
(内地で必要なのは「日負荷曲線の平滑化」だけど、何ですか「節電」って?人を馬鹿にするにも程があるにゃあ)
(そんな訳で、一般向けに、かわいいキャラクターと語尾を「なのよ〜」「にゃあ」にしてみた。)
(政府や東京電力がどの位、人を馬鹿にしているか、このページで表してみたにゃあ。)
(四本"カス"淑三氏が契約10Aに挑戦するのよ〜)
(果たしてブレーカーをトリップさせずに生活できるのかにゃあ。)
(上手くできたらグル四本と呼ぼう。)
2011.05.02
経済産業省をかたるサイトを見つけてしまった。
1.地域の区別をしない。
2.電力と電力量を混同する。
3.平滑化でなくて節電を勧める。
というエネルギー管理士でないか、監修を受けていないど素人が作った内容。
これは偽サイトだー。(正しくは、「これは偽札だー。」by 銭形警部 from カリオストロの城)
デマを流布すると逮捕されるのでリンクしません。
皆さんも「政府の〜」とかのサイトを見つけたら内容を吟味して技術立国日本を代表する内容かで判断して、デマを無視しましょう。
2011.05.04
そういえば「節電」なのにエネルギー管理士とか省エネルギーセンターが出てきませんね。やっぱり天下り団体だったか。<だいたい予想はしてたんだ。
でも、エネルギー管理士の実力は頼れる本物です。
なぜなら、この免許は金で買えませんし(講習取得不可)、試験問題が現場の経験があるとやさしく、試験勉強では難しいから。
という訳で「日負荷曲線の平滑化」は、あなたの前を歩いてるエネルギー管理士にご相談ください。できればお菓子持って。<おまえが欲しいのか。
2011.05.07
結構きちんと説明しているサイトがあります。
緊急節電—電力不足を乗り切るための、節電情報ポータルサイト
やっぱり内地の人って「東京で起きている事は日本全体で起きている」と勘違いするから面白い。習性なんでしょう。
北海道、静岡県以西が影響しない点を念頭にご覧ください。
このくらい説明してるサイトがもしも、「経済産業省ですっ」と言ったらダマされてしまうなあ。
ウチと異なる意見が契約ブレーカー変更の話。
サイト関係者をご存知の方、ぜひ調査中の世帯での1ヶ月の使用電力量を付記して欲しいと、お伝えください。
サイトでは40A→30A→20Aといったケースを例に挙げていました。
私の当て推量ですと、1ヶ月の平均電力が1,000Wを割って契約ブレーカーを10Aに変更、日負荷曲線を平滑化できると思うのです。
10Aの生活は、電子レンジ、電子ジャー(炊飯)、電気ポット(湯沸)は、単独で一発アウト。
照明(1.0A)、パソコン(1.3A)、モニタ(1.3A)、電気ストーブ(4.0A)を使い、冷蔵庫がうなっていて(コンプレッサ運転1.3A)、洗濯機が脱水始める(3.0A)とトリップします。
それと、
なんで引っ越さないんだ?
北海道なり、静岡県以西なりに引っ越せばいいのに。
停電という災害が来るとわかっているのに避難しないという事が私にはサッパリわかりません。
もしや帰省の渋滞的な感じなのでしょうか。帰省よりも渋滞を受けに行くみたいな。